アウトドアが快適な季節になってきましたね。
みなさんはどのようにお過ごしですか?
今朝、NHKの番組の中で「魚(種類は忘れた)愛称きんたの生態」
を放送していたのですが、大変興味深いものでした。
卵がふ化するまでの3週間を、生みっぱなしのメスにかわって
外敵から必死に守り抜くオス・きんたに密着取材したものなんですが。。。
このきんたがスゴイ!
なんと茶色い色した魚なのに気合いで金色に変化しているではありませんか!!
専門家いわく、敵を威嚇するための「戦闘モード」突入とのことです。
さえない魚だったのにオーラを感じます。
これが「威厳」なのですね。
無事に外敵から守りきり、ふ化を成功に導いたきんたは
「戦闘モード」に入る前の茶色い魚にもどっていました。
オーラを感じないのでどこにいるのか見つけるのも大変です。
非常に人間臭く感じました。
でも今、「威厳をもった父親」が少なくなったように感じます。
“父親の威厳をなくさせたのは給与を振込にしたせいだ”と
声高にいっていた評論家がいましたが、なんとなくわかる気がします。
月に1度いいかっこできる日が消えてしまったんですものね。
「給料袋」の時代、お金を稼いでくる父親は偉いんだという
空気が給料日当日は家庭内にあり、子供にもそれはわかり、
父親って絶対的な存在だったような気がします。
振込となって久しい昨今、絶対的な力をもっているのは
口座を預かる母親になり、父親は小遣いをもらっている
という姿を子供にみられ・・・・
休日ゴロンとしているとしかられ・・・
これでは威厳もなにもないですわな。。。
自分にとって絶対的な存在がいないということは
行動に歯止めをかけるものがいないということで・・・
最近の理不尽な犯罪の多さの元凶になっている気がします。
とにかく「威厳のある父親」の存在が増えるのを待ちたいと思います。
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