こんにちは!業務課の岩堀です。
不動産広告でよく見かける「最寄駅まで徒歩〇分」「〇〇駅まで電車で〇分」等の表示。
この表示、徒歩表示が《1分=80m》で換算されているのはエンドユーザーの方々も良くご存知かと思いますが。
何を基準にして表示しているのかはあまり知られていないと思います。
実際には【不動産公正取引協議会連合会】が定めている『公正競争規約』に則っていて、
「女性でも歩ける速度という基準で決められた数字」となっています。
まぁ、一般的な大人の歩く早さは平均して時速4Km《1分=67m》と言われていますから、気持ち早め!?
成人男性ならもう少し早く歩けるでしょうし、お子さんと一緒ならもう少し時間がかかるでしょう。
やはり徒歩スピードは個人差がありますし、この数字には信号待ちの時間や坂道などが考慮られていませんのであくまでも所要時間は実踏してみての判断が賢明です。
では、電車の場合は?というと、
通勤時間帯で特急や急行等を利用した最短ルートでの所要時間を表示しています。乗り換えに必要な時間は考慮されておらず、表示するのは単純な乗車時間の合計分数のみでOKということになっています。
乗り換えホームが遠かったら?とか、ホームでの待ち時間が長かったら?と言う要素は考慮されていません。
そういう意味では、いささか現実味に欠ける?表示のしかたと言われてもしょうがないのかなぁ、というのか正直な感想ではあります。。。
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