皆さんこんにちは。大震災後1ヶ月半くらいの、不動産業者から見た東京近郊に対する影響です。
不動産社長仲間の情報を集めたところ、浦安あたりの液状化による被害は各メディアで皆さんもご存じの通りですが、以外にも錦糸町含む城東地区も建物傾斜・外壁剥離等の被害が多かったらしく、その対応に追われ忙しくて仕事にならないと泣きが入っていました。
湾岸地域のタワーマンション29階に住む知人は、エレベーターが復旧するまでの2日間毎日階段を上りは30分下りは10分で、しかも家具はほとんど倒れたらしく泣きが入っていました。
かたや目黒区自由が丘在住の木造2階建て築5年に住むI社長は、建物・家具・ブロック塀・電柱等、ほとんど無傷だったと誇らしげでした。
弊社分譲済み物件「渋谷区幡ヶ谷」の分譲地は、木造3階建て建築目的の地盤調査結果で「補強の必要なし」と判定が下り、地盤の強さが証明されました。
震度7の宮城県でマンション1161棟のうち大破(倒壊や建て替えが必要)0棟、中破(大規模な補修や補強)23棟、小破(タイルの剥離やひび割れ等の補修)249棟、軽微と被害なし889棟で、建物としての安全性が証明されたと言えるでしょう。
その他ここに書ききれないほどの「勝手気ままなマーケティング」結果に基づき、東京の今後を予想すると、千葉・城東地区から城西・城南地区へ、マンションは高層階から低層階へ、低地から高台へ、木造からRCへ(放射能にナーバスな方)、ってな感じで民族大移動と言ったら大袈裟かもしれないけど、、、もうその流れは始まっているようです。