こんにちは、業務課の岩堀です。
陽気もだいぶ良くなり、代々木上原は桜も満開!
暖かくなると気分も開放的になり、、、
が、しかし。
日本列島は浮かれている場合でない状況が今もなお続いています。
丁度1ヶ月前の東日本大震災への対応は、被災された方々への仮設住宅・賃貸物件の提供等、不動産業界でも活発に行われていて、さらにその貢献度は高まりを見せています。
そのような状況の中で、今後の建築物への提案として「地下の積極利用」という発想がある媒体で掲載されていました。
1、地上建物よりも揺れが地上よりも小さい。
2、地下は温度が安定している→省エネに繋がる。
3、地下は当然遮音性に優れている→美術館・コンサートホール・図書館等に向いている。
4、地下利用は地上のオープンスペースの確保に繋がる→地上のゆとり空間化の創造、利用方法の自由化。
5、放射能からの逃げ場は地上には無い。
なるほど、と思いましたが、言われてみると映画に出てくる行政の最重要施設や要人の避難施設は地下だったりする設定が多いように思われますよね?
建築コストを考えるとなかなか民間施設や一般住宅等では難しいでしょうが、「地下利用」という発想は、行政の取り組みとして今後の街づくり計画の際、一考すべき一つの案かと感じました。
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