こんにちは。住新センターの岩堀です。
以前のブログでも出てきました「2011年基準地価」が国交省の方から発表されました。
なんと、20年連続下落という結果となりましたが、その下落幅は昨年の下落幅よりも小さくなっています。
全国平均の推移は、住宅地で平均3.2%下落。商業地は平均4.0%の下落でした。
東京圏の推移は、住宅地で平均1.9%下落、昨年の3.0%から下落幅は縮小されました。
商業地でも平均2.3%の下落で、昨年の4.1%から下落幅は改善されました。
その他、大阪圏名古屋圏とも下落幅は縮小、もしくは横ばい地点も多く三大都市圏では落ち着きをみせていますが、地方圏では一部上昇地点が見られる地域はあるものの、ほぼ昨年並みの下落幅を見せており、人口減少による需要の減少や中心市街地の衰退という都市としての構造的な要因による地価下落が続いているようです。
地方圏の下落要因が人口減少による機能低下だとすると、今後も下落傾向が続くものと思われ、資産価値の縮小という意味でも様々な問題が社会現象化してきそうな気がします。。。
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