こんにちは!
住新センター・岩堀です。
相変わらずの残暑ですが、お変わりありませんでしょうか?
さて、都心の渋滞緩和を目的とした東京外郭環状道路(練馬-世田谷間)建設工事がいよいよ開始されました。この区間の施工距離は約16㎞。東京都が招致を目指いしている2020年東京オリンピック迄の開通を目指して、ということとなっています。但し、道路用地の買収がどれだけ進むかが進捗の大きな焦点となっており、スムーズな進行が望まれます。
そもそも、この計画道路の事業決定は1966年であり、総事業距離約85㎞のうち、46年かかっての開通区間が約34㎞という現実を考えるとアクアラインからの完全開通はいつのことやら。。。
ただ、先日着工した区間(練馬-世田谷間)、並びに既着工区間(三郷-市川間)が開通するだけでも相当な都心部の渋滞緩和が見込まれます(なんといっても都心環状線利用車両の内、都心部に用の無い通過交通車両だけで全体の約6割です)。ほぼ並行している環状8号線などはかなり走りやすくなりそうです。
東アジアを見渡すと、北京やソウルなどは環状線開通率100%(日本は圏央道も含めて整備率48%)で、これまでの経済背景からすれば(幾度かの不景気要因はありますが)日本が遅れている方が不思議なくらいです。
高速道路網は、緊急災害時の物資輸送インフラとしても大変重要な役割も果たすわけですから、近い将来の発生が予想されている大地震なども考えると少しでも早く開通してもらいたいところです。
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