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オール電化普及率の減退について

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こんにちは!住新センター・岩堀です。

 

冬本番。お歳暮商戦もクリスマス商戦も始まり、だんだん年末モードになってきました。今年もひと月ちょっとで終わってしまいます。

 

さて、数年前、オール電化住宅がブームで、マンションも一戸建ても「オール電化」を宣伝文句とした物件広告が多数見受けられましたが、ここ数年、その普及率が実は減少傾向となっている、という調査結果が発表されました。

平成23年における首都圏のオール電化マンション供給戸数が前年の5276戸から15.3%減少し、4469戸。全供給戸数44499戸に占める割合は約10%で、前年の11.8%から1.8ポイントの低下でした。普及率は平成21年から3年連続の低下となっており、個人的には意外な調査結果でした。

素地価格・建築コストの上昇等により、コストダウンするための採用見送り等が主な要因のようですが、原発稼働停止による安定的な電力供給への不安も当然あるようです。ハイブリッド車の普及等、社会全般的に電力消費が高まっている昨今、電気料金も値上げになり、利便性・安全性の追及と、優先順位・デメリット等、バランスの模索途中ということなのでしょうか。

但し、太陽光発電の普及等もこれから飛躍的に見込まれており、ニーズとしてはオール電化設備への信頼感や普及への期待感というのは確実なわけで、調査内容においても普及率は徐々に上昇傾向に戻っていくものとされていました。

 

奇しくも、来月、衆議院選挙があります。エネルギー政策も大きな争点となっていますので、生活に直接関係してくるだけに関心高く考えたいと思う今日この頃です。。。

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