こんにちは!住新センター・岩堀です。
暑い夏真っ盛り。早く涼しくなってほしい今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしですか?
さて、先月ですが建築基準法が大幅に改正されました。
大きな改正点としては「容積率制限の合理化」で主に集合住宅の場合ですが、「エレベーター昇降路の床面積を延べ面積に算入する必要はなし」というもので、マンション各階のエレベータースペースを床面積から控除するということになりました。マンション等集合住宅の設計時の話ですから、その改正の恩恵を”実感”することは無いかもしれませんが。。。
それ以外にも「構造計算適合性判定制度の見直し」で、比較的簡易な構造計算について十分な能力を有する者が審査する場合には構造計算適合判定の対象外とする。というものもありました。構造計算については大きな社会問題にもなった制度ですから、スムーズになるのは良いことですが問題が起きないことを願うばかりです。
そのほかにも老人ホーム・福祉ホーム等これらに類する建物の地下面積の一部容積不算入でしたり、木材の利用推進を図るため耐火構造としなければならない3階建ての学校等につ一定の防火措置を講じた場合には準耐火構造で建築可能。
マイナー改正も含めると割とボリュームのある今回の改正となりました。
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